新型コロナウイルス感染症が感染症法上5類に引き下げられてから9ヶ月が過ぎましたが、依然として新規感染者の発生が続いています。
感染症法の定点把握によれば2月2日時点で1医療機関当たり、全国平均14.93人の感染が認められています。
出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/content/001202247.pdf)
5類に引き下げられたことにより症状があっても病院へ診察に行かない感染者も増えており、定点把握の全国平均人数14.93人より実数は上回ると言われています。
さらに2023年12月には新しい変異株のJN.1と呼ばれるウイルスも検出されました。
特徴として重症化リスクはそれほど高くないと言われておりますが、一度できた抗体をすり抜け何度も感染してしまう可能性が指摘されています。
JN.1への置き換わりのスピードも非常に早く、第10波は目前に迫っています。
インフルエンザも同様に感染者数は増大していて、インフルエンザとコロナウイルスの同時流行も懸念されています。
このような時期だからこそ、感染リスクを下げる行動をとることが大事です。
対策
感染症の予防は、手洗いとマスクの着用が有効です。
外出後の手指は様々なものに触れているため、思っているよりずっと汚れています。
手洗いは流水で15秒の手洗いを行うだけで1/100、石鹸を用いて手のもみ洗いを併用すると1/10000まで手指に付いているウイルスを除去することができます。
外出先からの帰宅直後や調理を行う前、食事の前などは必ず手洗いを行うようにしましょう。
マスクの着用も個人の判断が基本となり、数年ぶりにマスクを着用せずに暮らせるようになりました。
しかしマスクの着用が効果的な場面もあります。
通勤ラッシュ時や多くの人が集まるイベント会場など”密”になる場面においては感染が広がる可能性が高く、重症化リスクの高い人にうつしてしまうこともあります。
マスクを適切に着用して感染を未然に防ぎましょう。
出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/content/000603845.pdf)
最後に
5類に引き下げになったとはいえ、コロナウイルスは非常に感染力の高いウイルスです。
熱など風邪の症状がある場合はできるだけ早く病院を受診し、感染拡大防止に努めましょう。
弊社のコロナウイルスPCR検査は最短で「当日受付、当日報告」が可能となっております。
感染症には不顕性感染者が一定数存在し、症状がなくともヒトへとうつしてしまいます。
身近な方が感染してしまい不安な方、時間が無くてなかなか病院にいけない方も事前に検体をご提出いただければPCR検査を行う事が可能です。
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