検査概要

寄生虫卵検査

平成28年度以降、学校保健安全法からぎょう虫卵検査の義務化から外れましたが、現在でも検出率が高い地域もあり、検査を継続している自治体もございます。4~6月頃プール前の検査を推奨しております。
その他の寄生虫卵も国内の検出率は激減しております。ただし、発展途上国では日本と比べて検出率も高く、海外からの出入国時や、輸入品から感染する場合もあります。

検査方法

直接塗抹法 本法は、鉤虫・東洋毛様線虫など産卵数の少ない寄生虫卵の検出には適しない。桿線虫の幼虫は本法により見いだされる。
集卵法 AMSⅢ法は、日本住血吸虫卵・肺吸虫卵・鞭虫卵等の検出にすぐれているが、線虫卵には不適である。
浮遊法 糞便の比重はおよそ1.3~1.5であり、比重1.25より軽い線虫卵や原虫シストを適当な比重の塩類溶液を用いて糞便より分離浮上せしめることができる。ただし原虫シストは硫酸亜鉛以外の塩類溶液では破壊される。
セロテープ法 主として蟯虫卵の検出に使用されるが、無鍵条虫・広節裂頭条虫の虫卵の検出にも応用される。

検査手順

1
申込書の記入・提出
虫卵・寄生虫検査依頼書を当ホームページよりダウンロード後、
必要事項をご記入頂き、担当営業所までFAX又はメールでお送り下さい。
申込書ダウンロードはこちらへ

2

検査容器等の資材発送
検査容器等の資材一式をお送りします。
※ご到着の目安は拭き取り検査申込書受領後、4~5営業日頂きます。

3

検体回収・発送
お客様にてスケジュールを組み、検体を採取・回収して下さい。
弊社からお送りした検体返送用資材に検体を入れてお送り下さい。

4

随時検体検査
検体が弊社に到着後、随時検査に入ります。
結果が判定されるまでの期間については検査項目毎に異なります。

5

検査成績書発行
結果判定後、検査成績書を発行、原本のご郵送をします。
※万が一、異常があった場合は取り急ぎお電話でご連絡します。