シンガポール向け 冷凍カキのノロウイルス検査法(ISO法)の導入について

弊社では2022年2月よりISO 15216-2に準拠した検査法でのカキのノロウイルス検査の受け付けを開始しました。この方法での検査は主にシンガポール向け冷凍カキを対象としています。本検査法の導入は国内2施設目となります。

この検査法は2021年7月に農林水産省が公表したISO法に準拠した方法です。
本法は、これまでに国内で使用されていた検査法でノロウイルス陰性となった冷凍カキがシンガポールの着地検疫で陽性となった事例を受けて農林水産省が整備いたしました。

シンガポールは冷凍カキの輸出の際に、ノロウイルス検査結果が陰性であることを求めていますがその検査法について指定はありません。しかし、シンガポールへ冷凍カキを輸出する際は、当該検査法または同等以上の性能を持った検査法による検査を行うことで、輸出品の積戻し等のリスクを低くすることが期待できます。