大腸菌


 菌の特徴

大腸菌群と比較してヒトおよび動物の糞便に存在する確立が高く、しかも自然界で死滅しやすいなどの理由から、食品中の存在は直接または間接的に比較的新しい糞便汚染を示すものと考えられ、糞便汚染を的確に把握するための糞便汚染指標菌として使用される。また食品が衛生的に取り扱われたか、病原菌汚染の可能性があるか否かを示し、安全性を評価する衛生指標菌と考えられる。(食品衛生法では、E.Coliと表現している。)本菌が検出された場合には、大腸菌群よりも一層不潔な取扱いを受けたことが推測され、それだけで腸管系病原菌の汚染の可能性が高いと考えられる。

 検査対象食品

食品衛生法の微生物規格基準で定められている検査対象食品は、食肉製品(乾燥食肉製品・非加熱食肉製品・特定加熱食肉製品・加熱食肉製品(加熱殺菌後包装))・生食用かき・冷凍食品(加熱後摂取冷凍食品(凍結直前加熱以外))があります。衛生規範の指導基準値の検査対象食品は、弁当,惣菜(卵焼・フライ等の加熱処理)、漬物(一夜漬)・生めんがあります。

 所要日数

2~7日