環境ホルモン検査

環境ホルモンの正式名称は「内分泌撹乱物質」で体内に入り込み、細胞の働きを狂わせてしまう物です。そのために研究開発されたのが、DNAチップによって環境ホルモンの影響を調べる「環境ホルモンチップ」です。環境ホルモンチップはいわば、化学物質の正体を探り当てる物です。
人間の体には、体内のホルモン量のバランスを崩してしまう化学物質があります。それが「環境ホルモン」と呼ばれる人工的な化学物質で環境ホルモンは内分泌系器官の細胞にある、レセプター(受容体)と呼ばれる分子に結合、その細胞の働きを狂わせます。
その結果、人体に深刻な障害をもたらすのです。

 環境ホルモンとは

人や野生生物の内分泌作用を撹乱し、胎児の発育異常や悪性腫瘍等を引き起こす可能性がある内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)による環境汚染は、科学的には未解明な点が多く残されているのが現状です。特に近年、その起因すると思われる様々な現実が表面化し、生態系の保存にも深刻な影響を及ぼしていることが指摘されており、環境保全上の重要課題の一つと認識されています。

環境ホルモンの濃度測定技術や、ある物質に関する環境ホルモン作用を評価する技術が既に開発されています。既知の環境ホルモン化合物の有無や
量を測定する技術としてはGC-MSなどの機器分析法が使用されていますが、新規の化合物の環境ホルモン作用の評価に用いることは不可能です。

これに代わる簡易的バイオアッセイ法(レポータージーンアッセイ、リガンド結合試験、魚を用いるELISA法など)は生体への複合的な影響を検討、評価することが困難です。

 機能性食品の開発

大豆に含まれるイソフラボンやブドウの色素であるアントシアニン、緑茶に含まれるカテキンをはじめとしたポリフェノールは、女性ホルモンであるエストロゲンに化学的構造が似ていることから、植物性エストロゲンと呼ばれていて、200種類以上の植物に含まれています。
植物エストロゲンは化学的に安定で、加熱に耐え、常温で何年間も効力を保ち、また、信号物質なので化学的作用より100倍以上強力であり、食物由来の植物エストロゲンは副作用の心配が少ない事が証明されています。

EstrArray(エストロアレイ)・・・発見、植物の未知なる力
検査技術は最先端のDNAチップを使用することによって植物などのエストロゲン活性やその他の機能を詳しく非常に高い感度で検出するので、植物やその他の成分で未だ発見されていない、人体に有効な成分を探し出すことが出来ます。

horumone1
horumone2
horumone3


エストロアレイを活用すると、植物などから抽出された天然成分にどのようなエストロゲン作用があるのかが詳しく分かります。
ある農産物から抽出された成分結果を上記に紹介します。
このように植物成分がヒトの細胞に与える影響を「エストロアレイ」のシステムを用いて数値化することにより、植物に含有されるエストロゲン類似物質がヒトに与える活性を測定することが可能となります。